人命尊重の価値観のもと、顧客価値の追求と真の技術力に培われた施工マネジメントにより、安全で環境に優しく品質の高い設備づくりを行い、安全・安心な生活環境を社会に提供する。
当社の工事に関わる全ての者がプロとしての自信と誇り、さらには責任感のもと、一人ひとりが安全の重要な担い手であることを自覚するとともに、安全に関する問題意識、安全性向上に向けての考え方を共有し、安全への取り組みを自主的かつ積極的に推進していきます。
人命尊重の価値観や安全は全てに優先することなど人として持つべき倫理観や、法令や各種ルール、NDKグループ基本理念や安全推進ビジョン等に対するコンプライアンス意識などの安全の取り組み理念を価値観として広く共有し、原点となる安全文化の構築に取り組みます。
○安全の原点への立ち返り(安全文化の創造)※
○チームNDKで取り組む安全
-安全文化の創造-
「安全文化の創造」は「人命の尊さ」、「人を大切にする心」を全ての発想の根源として行動する社風を創っていく取り組みです。
私たちは 命を大切にします
私たちは 技術を磨きます
私たちは 健康で明るい職場 明るい家庭を築きます
この3つのスローガンに込めた思いを改めて考えることで、当社の安全に対する考え方の原点に立ち返り、安全に関する価値観の共有に取り組みます。
施工計画の充実と段階的なリスク管理、基本動作や確認会話、「3つの確認」※など安全行動の定着により重大事故を防止し、安全で品質の高い施工を実現します。
○施工計画の充実と段階的なリスク管理の定着
○安全行動の定着
○重大事故の防止に向けた取り組み
‐3つの確認‐
「仕上り確認・機能確認・跡確認」による作業終了
鉄道設備は、日々の作業後に安全・品質の確認を行ったうえで設備を使用開始することから、特に作業終了時の「3つの確認」により安全・品質を確保することが重要です。
仕上り確認:決められた取付状態を満たしているか
機 能 確 認:設備は正常に動作しているか
跡 確 認:線路内に支障物はないか
「仕上り確認・機能確認・作業前後の確認」による作業終了
設備の使用開始を迎えるための最後の歯止めとして3つの確認「仕上り確認」「機能確認」「作業前後の確認」を実施します。
仕 上 り 確 認 :正規の場所に正規の機器が寸法どおりついているか
機 能 確 認:その設備が有している機能は正常に動作するか
作業前後の確認:改修工事等において原状復帰させるため記録に残しているか
現場施工管理が適正かつ効率的に実施されるために、ルール・仕組みの適正化、各箇所における弱点把握と改善など管理部門による安全マネジメントを推進します。
○安全ルール・仕組みの適正化
○自箇所における弱点の把握と改善
○人材育成の推進※
‐人材育成の推進‐
社員の支援や段階的な育成と、管理職の能力向上により安全の取り組みを推進します。
技術レベルに応じた支援の充実
安全や品質管理を含めた技術力、施工管理能力など社員の技術レベルを管理職が把握し、能力に応じた支援充実を図ります。
社員の段階的な育成
新入社員からの安全研修やコミュニケーション研修により社員の能力を向上させるとともに、職位別研修やその他研修と連携し社員を段階的に育成します。
管理職社員のマネジメント能力向上
施工管理体制をはじめとする会社組織のさまざまな場面でチームを束ねる管理職のマネジメント能力向上を図ります。
*「学習システム」やDVD教材を整備・拡充し工事従事者が自発的に学ぶ仕組みを構築するとともに、中央学園を活用した定期安全教育などの各種教育、NDK安全文化創造館による過去の事故を学ぶ取り組みを継続していくことで、安全に関する意識の向上を図っています。
本質に基づく業務の遂行や自ら考え議論する風土、褒める風土の構築により、安全レベルの向上に取り組みます。
○5ゲン主義の実践※
○自ら考え議論する風土と成長を促す風土の構築
○褒賞制度による安全意識・風土の醸成
○安全に関する技術開発の推進
‐5ゲン主義の実践‐
物事を原理・原則により本質から考える「5ゲン主義」の実践を継続し、一人ひとりの自律意識や意欲を向上するとともに、ルールの不足や矛盾を補う目的論に沿った正しい判断能力の養成を図ります。
各年度の具体的な安全に対する取り組み計画として、安全推進実行計画を作成しています。
安全推進実行計画では、当社の社会的使命を踏まえて「重大な事故・事象」を発生させないことに重点を置いています。過去の事故・事象の反省や当社が抱える安全に関する諸課題に対処するべく、事故・事象分類の見直しや目標の明確化を行い、メリハリをつけた取り組みを実施しています。
また、全国の事業所ごとに安全推進大会を毎年開催し、安全推進実行計画の説明や安全表彰など、協力会社様も含めた安全への取り組みを実施しています。
※2020年度(第79期)からはWeb配信、ビデオ配信を併用して開催