当社は、グループ会社への企業の社会的責任(CSR)の教育の一環として、今年からNDKグループ会社向けのCSR勉強会を開催しております。
2015年度は、NDKグループ会社19社が出席し、当社におけるCSR活動の基本理念(本業を通じた社会貢献等)、現在当社が取り組んでいる活動事例等について報告しました。
今後は、グループ会社においても様々なCSR活動に取り組み、活動を通じて企業としての信頼を高め、社会に貢献してまいります。
当社は、防災訓練の一環として、傷病者が発生した時に適切な救急処置が行えるよう社員を対象とした救急処置訓練を毎年実施しております。
2015年度は、心肺蘇生やAEDの使用方法等に関する救急処置訓練を行ったほか、当社およびグループ会社の管理職社員を対象とした防災セミナーを開催しました。
セミナーには、社外講師を招いて、東日本大震災で実際に起きた事例をもとに、大規模災害時における管理職の心構えや緊急時への備え、初動対応のポイント、事業継続計画(BCP)等、災害時のリスクマネジメントについて学習しました。
当社は、法令順守の一環として、毎年様々なコンプライアンス教育を実施しております。
2015年度は、営業系および工務系社員を対象に建設業法の順守に関するコンプライアンス講習会を実施しました。
当社では、こうした集合教育のほかに、eラーニングを活用した「NDK学習システム」による個別教育も実施しており、今年度は独占禁止法と廃棄物処理法等に関するコンプライアンス教育を全社員に実施しました。今後もこうした取り組みを通じて、法令順守の徹底に努めてまいります。
当社は、再生可能エネルギーの活用と環境保護の一環として、2013年より太陽光発電事業に参入しております。
2015年度は、神奈川県平塚市に新たな事業拠点として建設しました「NDK平塚ビル」の屋上に太陽光発電設備を設置し、2015年12月から発電事業を開始しております。
現在、当社では、日本電設白老町川沿ソーラーファーム(北海道白老町)、NDK宇都宮ビル(栃木県宇都宮市)および中央学園(千葉県柏市)に太陽光発電設備を設置しており、今回のNDK平塚ビルで合計4箇所となります。
当社は、産業廃棄物の適正管理の取り組みとして、産業廃棄物処理施設の実地確認を毎年実施しております。排出事業者は、法律により産業廃棄物の処理状況を確認する努力義務が規定されております。
2015年度は、各地域支店や支店内の各事業所(支社・営業所等)において、合計37箇所の中間処理施設等を見学し、全ての施設で適正な処理が行われていることを確認しました。
今後も排出事業者として産業廃棄物の処理責任を果たすとともに、法令順守に努めてまいります。
当社は、長年培ってきた鉄道電気工事に関する様々な技術やノウハウを活かし、海外の鉄道事業者に対して施工に関する技術支援や指導等を行っております。
2015年度は、ミャンマー国鉄総裁ほか2名が来日し、当社の研修施設である中央学園を視察され、鉄道電気に関する教育体系や訓練施設等を見学されました。
ミャンマーでは、ヤンゴン市内の路面鉄道電車化プロジェクトが進められており、当社は現地の設計・測量業務のほか、施工・資材調達に関するスーパーバイザーとして社員を現地に派遣し、鉄道電気工事の施工に関する技術指導等を行いました。
当社は、社会貢献活動の一環として、地域の清掃活動に参加しております。
2011年4月より東京都台東区が主催する大江戸清掃隊に団体登録しており、毎月一回、朝の始業時間前に社員のボランティアによる清掃活動を実施しております。
この活動も今年で6年目を迎えますが、今後も地域の美化に少しでも貢献できるよう活動を続けてまいります。