MEMBER09
自分たちの工事の進捗と
合わせ、世の中が
少しずつ便利になっていく。
M.Y
- 技術職
- 情報通信工事部門 情報通信
2012年入社 / (高専)電気情報工学科卒
石川県金沢市出身。地元の高専を卒業し、日本電設工業に入社。情報通信の中でもモバイル工事の担当として、キャリアの基地局工事を数多く手がける。現在は入社8年目。工事責任者として現場を飛び回っている。
現在の仕事について
Q1.仕事内容を具体的に教えて
情報通信の仕事には大きく2種類あり、一つはLAN設備などの建物内のネットワーク工事を行う仕事。もう一つは現在私も担当しているモバイル通信設備の基地局やアンテナを設計、施工する仕事です。たとえば、携帯電話の基地局を新しく建てる場合は、どこに建てるかといった場所探しから関わります。土地や建物のオーナーと交渉し、決定したらキャリアに報告。設計を固め、材料を手配したら施工をスタートします。スケジュールや品質はもちろん、キャリアごとに決められている細かなルールもチェックし、無事に建て終わったらキャリアに完成図書を収め、その現場は終了です。去年、今年は、携帯電話事業に新たに参入するキャリアの基地局設置業務に携わったこともあり、膨大な量の工事を担当しましたね。
Q2.この仕事のやりがいは?
スケールの大きな仕事、影響力の大きな仕事に若い内から携わることができる点はやりがいの一つです。たとえば、新たに携帯電話事業に参入するキャリアのプロジェクトでは、最初はまったく使用できなかった携帯電話が、自分たちの工事の進捗と合わせて徐々に使用エリアを広がっていく様子を目の当たりにすることができました。電波は目に見えるものではありませんが、改善結果を数字で確認できた時はうれしく思います。
Q3.印象に残っている仕事は?
配属2年目の時に参加した大型複合ビルの新築工事です。新宿駅に隣接するビルで、地上32階建て。初めての現場ということもあり、私は天井裏にアンテナを設置し、光ケーブルを引く工事を担当したのですが、最初は自分がどこに立っているのかさえ把握できませんでした。さらに、いくつもの工事会社が同時に作業を進める現場は想像以上の緊張感。しかし、この現場に半年間、何とか先輩たちの役に立とうと自ら考え、走り回ったことで、ある程度の図面の見方や現場での他者との調整業務のコツを身につけることができました。
Q4.今後の目標は?
まずは、現在携わっている基地局やアンテナの設置工事をより究めていきたいですね。建物の構造や構成を把握し、どういった設置案であれば可能なのかをよりスピーディかつ正確に導き出し、オーナーに提案できる力を磨きたいと思っています。
学生時代・就職活動
Q5.学生時代に打ち込んだことは?
高専では電気情報工学科に所属し、プログラミングの勉強をしていました。印象に残っているのは、卒業間近に開催されたプログラミングと機体の技術を競うコンテスト。4人1組で参加し、私はソフトウェアのプログラミングを担当。役割を分担し、期限のある中で、一定の結果を出す難しさ、努力をすることの大切さを学びました。
Q6.この会社に決めた理由は?
就職活動の当初は地元での就職を考えていました。そのため、全国に支社のある日本電設工業であれば、いずれ地元に戻って働くことも可能なのではと思い、興味を持ちました。また、鉄道の電気設備工事で日本一の売上実績があるという会社の規模、安定感も魅力でしたね。
ONE DAY
ある一日のスケジュール