MEMBER02
自分たちの仕事によって
今日も、安全に
電車が走り続けている。
Y.A
- 技術職
- 鉄道電気工事部門 発変電
2015年入社 / 理工学部 電気電子工学系卒
小さい頃から電車を見るのが好きで、自ずと工学系の分野を専攻し、日本電設工業に。入社後は、希望していた発変電を担当。現在は東京管内の変電所の修繕を手がけている。
現在の仕事について
Q1.仕事内容を具体的に教えて
一般的に鉄道は、変電所を経由して適切な電圧に変換された電気を送電することで、電車を動かしています。私の所属する発変電の部署では、東京・我孫子管内の変電所の修繕や工事を担当しています。変電所ごとに使われている設備のメーカーや構造は異なるため、工事のたびに現場の事前確認や協力会社との打ち合わせをしっかり行い、作業に取り掛かるようにしています。私は昨年より「工事指揮者」と呼ばれる、施工現場のチームをまとめる立場を任せてもらえるようになりました。工事指揮者になると、お客様や協力会社との打ち合わせや検討会などにも一人で出るようになります。誰もが気持ちよく作業できるよう、良好な人間関係を築くことを意識しながら務めています。
Q2.この仕事のやりがいは?
安全に工事を終えることができたときにやりがいを感じますね。何万ボルトもの高圧な電気の流れる変電所での作業は危険を伴うため、万全の注意を払って作業に挑みます。入社当時は、工事前夜は眠れないくらい頭の中で何度もシミュレーションを繰り返していました。私たちの仕事は、当たり前を守る仕事。日々の仕事で褒められたり、お礼を言われることはなかなかありませんが、自分たちの仕事によって、今日も問題なく電車が走っているのだと考えると、うれしい気持ちになりますね。
Q3.印象に残っている仕事は?
工事指揮者1年目で担当した、オリンピック・パラリンピックに向けた変電所のセキュリティ装置の設置工事は印象に残っています。これは、変電所内に不審者が立ち入った場合に、監視システムへ知らせるための機器の設置でした。変電設備そのものの工事ではないこともあり、日本電設工業としても初めての工事。無事すべての変電所にセキュリティ装置を設置し終えたときは、大きな達成感がありましたね。また、工事指揮者としての経験が浅い時期だったにも関わらず、責任の大きな仕事を任せてもらえたことで、その後の工事の大きな自信にもつながりました。
Q4.今後の目標は?
工事指揮者としては新米。まだまだ実力不足の部分もあり、勉強の毎日です。とくに設備に関する知識だけでなく、現場での判断力、対応力が自分には足りていません。早く一人前になれるよう、毎回の現場をしっかりこなしていきたいです。そして、いずれは、どんな工事も安心して任せてもらえる、信頼される指揮者へと成長していきたいです。
学生時代・就職活動
Q5.学生時代に打ち込んだことは?
父親が電気系の仕事をしていたということもあり、電子工学の分野には興味がありました。大学時代の研究テーマは、各媒体に内蔵されている電池の特性などを実験によって調べること。また、プライベートではバイクに乗ってツーリングに行くなど充実した学生生活を送っていました。
Q6.この会社に決めた理由は?
せっかく大学で専門的な分野の知識を身につけたのだから、この経験を活かした仕事に就きたいと考えていました。日本電設工業は、手がける事業領域が幅広い点が魅力的でした。若いうちから責任ある仕事を任せてもらえそうだと考え、入社を決めました。
ONE DAY
ある一日のスケジュール