日本電設工業は1942 年、太平洋戦争のさ中、鉄道省の主導のもとに戦時体制化で鉄道輸送力の増強、維持のため、鉄道電気設備工事に専念することを目的に鉄道電気工業株式会社として設立されました。終戦後は、荒廃した設備の復興と鉄道電化に全力で取り組みました。そして、日本経済の復興とともに、当時全国に展開する組織を持つ唯一の電気工事会社として都市や工場施設の復興や新設・増設にも従事することとなり、1949年に社名を現在の日本電設工業株式会社に改めました。
その後は、鉄道電気工事で永年培ってきた専門技術により、鉄道電気工事においては鉄道輸送の近代化や全国の新幹線建設などに貢献するとともに、一般電気工事でも最新の技術を取り入れた多くの工事に参画し、さらに技術革新の激しい情報通信工事にも本格参入を果たし社会に貢献し、発展を遂げてまいりました。